精神疾患とは?
精神疾患(せいしんしっかん)とは、脳の働きや心のバランスが乱れることによって、感情・思考・行動・対人関係・現実認識などに支障をきたす病気の総称です。うつ病や統合失調症、不安障害、認知症など様々な病気が含まれます。
障害年金とは?
障害年金とは、病気やケガなどで、日常生活に支障があったり、今まで通りに働くことが難しくなった場合などに、一定の条件を満たしていればもらうことができる公的な制度です。
視覚・聴覚・手足の不自由だけでなく、がんや高血圧、糖尿病による合併症や心疾患、うつや統合失調症などの精神疾患など、数多くの病気やケガが対象とされています。
精神疾患の障害認定基準
精神疾患病の障害認定基準
1級 | 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの |
2級 | 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの |
3級 | 精神に、労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの |
精神に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの |

なぜ精神疾患で障害年金の受給は難しいといわれるのか
精神疾患の方の障害年金の受給が難しい原因は現在の所、絶対的な物では有りませんが2つのケースが考えられます。
1つは1人暮らしの方です。なぜ難しいかと言えば、精神疾患の場合は病名=障害年金とはならないのです。審査のポイントの中に独居がどうかと言う点が有ります。大きな審査自体に日常生活動作というものが有ります。ここで医師に不便です。といくら記載しても1人暮らしの場合は不便でも1人暮らしができるという事は実は違うでは?という疑念を抱かせるからです。
この場合は書き方論になります。また就労している場合ですが、単純に就労しているか不支給では有りませんが問題は週何回か?1日何時間か?またいくら給与が有るか?がポイントになります。
この場合は年金事務所や市役所に問い合わせても明確な回答もないし、どこにも記載は有りませんが、障害年金の審査が難化した問題で審査の過程が明らかにされましたが、診断書作成日現在でフルタイムで月額25万円以上の収入がある方はやはり難しいです。まずご自分の就労状況を把握してください。
受給事例
私も就労していてもサポートして障害厚生年金2級の受給を受けた方が何人もいます。この場合は就労状態にも関係しています。月額20万円の給与でも無事障害厚生年金2級に該当し、受給月額が12万円以上、年額が150万円近くの手取り額が実現した方がいます。
この方の場合は在宅ワークという形態なので実労働時間は不明なのでみなしで週5日としても実労働時間は不明です。なので無事受給できました。同じようなケースで在宅が主で月1回出社の方がいましたがこのケースも給与が額面で17万円でしたがこちらも月額11万円以上の年金の受給が成功しております。また通勤時間等も考慮さているので丁寧に説明して受給に至っています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
精神疾患で障害年金の受給が困難と言われる理由は以上です。
障害年金の申請に少しでも不安がある方は専門家への相談がおすすめです。
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